2018年度ソフトウェア工学 (京都大学 工学部 講義)
基本情報
科目コード
90990
配当学年
3年
開講年度・開講期
平成30年度・後期
曜時限
月曜・4時限
講義室
総合研究7号館情報1
単位数
2
履修者制限
無
授業形態
講義
使用言語
日本語
担当教員 所属・職名・氏名
情報環境機構・助教・渥美紀寿, 非常勤講師・ 星野寛
講義の概要・目的
ソフトウェア工学とは,高品質な情報システムを開発するための理論・技術・ 手法・規律など様々な学問分野の総称である。ソフトウェア工学が対象とす る情報システムとは,組織,社会,あるいは個人における様々な活動に関連 する情報を取り扱うシステムでありこれを正しく低コストで迅速に開発する ことは社会要請となっている.本講義では,情報システム開発に関わる様々 な側面について解説する.
成績の評価方法
定期試験で評価する.ただし,講義中にレポートを出題する場合は,提出さ れたレポートと定期試験を総合して評価する.
到達目標
高品質な情報システムを正しく低コストで迅速に開発するための理論・技術・ 手法について理解する.
講義内容
ソフトウェア工学概説
ソフトウェア要求工学(1)
ソフトウェア要求工学(2)
ソフトウェア設計技術(1)
ソフトウェア設計技術(2)
ソフトウェアプロセス
ソフトウェアの品質管理
ビジネスモデル創生
プロジェクト管理
ソフトウェアモジュール
ソフトウェアテスト
形式手法
ソフトウェアメトリクス
ソフトウェアの保守と発展
教科書
ソフトウェア工学入門, (鰺坂恒夫著, サイエンス社)
参考書
Ian Sommerville: "Software Engineering 10th Edition", Pearson 2016
荒木 啓二郎, 張 漢明, プログラム仕様記述論, オーム社, 2002.
磯部 文洋, 粂野 文洋, 櫻庭 健年, 田口 研治, 田原 康之, ソフトウェア科学基礎, 近代科学社, 2008.
来間 啓伸, Bメソッドによる形式仕様記述, 近代科学社, 2007.
玉井 哲雄, ソフトウェア工学の基礎,岩波 書店, 2004.
岸 知二,野田 夏子, ソフトウェア工学,近代科学者, 2016.
ロジャー S.プレスマン著, 古沢聡子, 正木めぐみ, 関口梢訳, 実践ソフトウェアエンジニアリング, 日科技連出版社, 2005.
Tom DeMarco著, 渡辺 純一訳, 品質と生産性を重視したソフトウェア開発 プロジェクト技法, 近代科学社, 1987.